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かもめの脱線 1


これは、忘れもしない2003年7月19日、ダダ小5の夏休み初日の話。

 自閉症のダダにとって、インパクトがある映像が、ココロに影響してしまうことが、はっきりわかります。

 もちろん、情報は伝わっていきます。全部をシャットアウトすることはできないです。

 それでも、できるだけ、ネガティブな映像は、見せない、与えないようにするが、基本だとハルヤンネは思っています。

・・・・・・・・・・・・・・

【1】

<脱線のニュース>


 <朝ご飯>
 「食べる?」
 「はい」
 「何食べる?」
 「めだまやき」
 「その前に、服着てください」
 「はい」

 と朝から、裸のボンとケータイで順調に過ごしていたら、うっかりテレビのことを忘れていた。

 ダダ祖母さんがでてきて、朝の連ドラ「こころ」を見て、そのままにしていたら、しまった!ニュースがはじまった。

 もちろん脱線ニュース。

 画面にはアナウンサーしか映ってないけど、ダダにはわか
る。日頃の音声言語のキャッチ率からすると、めちゃめちゃ高率。

 映像が出た。

 ダダ「885系、かもめだ!脱線した」

 かもめは私にもわかっていたけど、「885系」だったのね。さすがマニアック。

 まあ、それから、気にする気にする…。「2両だね」「怪我したね」・・・

 その後、天気予報。豪雨で足までつかる博多駅前の映像。

 ダダ「博多はどうなった?」
 私「うん、雨で、水浸し」
 ダダ「泳いでいい?」

 ニュース厄日である。

<かもめの脱線>(<  >からはじまるのは携帯メール)
 「だいじょうぶ」
 「はい」

 で、何とか小康状態を保っているが、しかし。

続く…



ハルヤンネ@(有)おめめどう