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ハルヤンネのコラム

す べては、早くてよい出会い 

2004 年のTEACCH研での発表
  
土 日は基本的に休み

窓 からの風景は

雪 遊び、ネット遊び

決 断の嵐

い きなり核心

二極化

言っ てること

い くつもが、解決していく

レイルマン・レイルマン2を売り切りにするわけ

必要なんは療育ちゃうで

ABA での訓練(当時の一般的な風景)

私の療育のイメージ

それぞれ

送られてきた野菜

いうてきても

やってみたらいいよ

視覚支援の大事さを知って頂くために

自立課題とか自立課題学習について

大丈夫じゃないです

外向けのアプローチのことや障害のあるご本人の使いやすさ

コミュニケーションの方法が0

解決する、楽になるという 実感

ご褒美には段階がある

一番最初はどこから?

あるお子さんへの告知

必要なのは言うてくるまでなにもしない、あなた自身です

味間谷の民家
味間谷の民家
二極化
(2005-12-25)

 終業式から、クリスマスパーティーまでの、怒濤のあれこれが、終わって、ほっと一息をついている。

 今日から、「一応」大掃除なんだけれど、ものを捨てたり、違う場所へ移動したりするだけで、根本のゴミとか埃とかは、のけないでしょう。いつもの、手抜きちゃん。

 でも、この際とばかり、捨てられるのが気持ちいい。なぜか、ものが捨てられない人。全部「一応キープ」とか言って、おいておいたりするから、一年経つと、どこも空間がやたら、狭く感じられる。

 午後からは、ちょっと滅入っても来たし(疲れた)、本屋へ行って来ることにした。読みたい本があったから、年末の時間つぶしには、ちょうど良いかなと。時間つぶしに本読むなら、掃除しなさい!!>神の声

 買ってきたのは『下流社会−新たな階層集団の出現』(三浦展著・光文社新書)。

 いつもながら、ヘンテコではあるが、新聞の書評などで、ちょっと匂いのするものだったのと、今、私が考えていることと、関係あるかなって、思って選ぶ。

 これからは、社会的現象として「二極化」が進んでいくと言われている。経済的なことでも、仕事的なことでも、そう。要するに、富む人は、富んでいき、貧しい人は、貧しくなっていくというもの。

 日本は、一億総中流化を目指して、やってきてたんだけれど、このところの社会現象、つまり、経済右下がり、デフレ、そして、団塊の世代が定年を迎え、世 代総交代?みたいになってくると、それは、もはや、夢となり、これからは、上流と下流という2つの層の幅が広がっていってる。

 経済的なことは、さておいて、私がいる「障害児の子育て」という分野でも、きっと「二極化」が進んでいくだろうなという予感がしている。(別に、障害児に特化するものでもないけど)

 それは、お金があるからシアワセになる、ないからフシアワセということではなく、前向きに考えていける親御さんのお子さんは、居心地良く暮らしていけ、後ろ向きに考えちゃう親御さんのお子さんは、あまり愉快な環境には置かれないっていう意味での「二極化」である。

 うまくいく人は、ずっとうまく転んでいくだろうし、うまくいかない人は、うまく転がってはいかない。
そのベクトルが、はっきりしてくるし、それが、現実の暮らしを作っていくだろうなってこと。

 何百人もの親御さんやご家庭を見てきて、最初から、うまくいく人は、ほとんどいない。ウチだってそう。今も、ドツボ、右往左往は、当たり前なんだけれど、なんだかんだいって、そう悪い状況にはなっていかないのは、やはり、「気持の持ちよう」だと思う。

 ネット相談なんかで、最初は、困ったことが前面に出てきている人が、ほんの数ヶ月のメールのやりとりで、それほどでもなくなっちゃったり、それ以降、どんどん不思議なくらい良いことが起こっていってたりする。

 別に、その家庭の経済力が、数ヶ月で倍になったわけでもないし、お子さんが、飛躍的に能力が上がったわけでもないし、先生や近所の人が、急に優しくなったわけでもない。

 じゃ、それって、なんで起こるんでしょう。

 もちろん、自閉症の手だてを知ったってこともあるだろうけれど、それだけじゃなくて、それまでのココロのベクトルが、うまくいく方へ変わったからだ。

 うまく「やれてくる」と、その人のココロも明るくなるし、前向きになるし、少々の失敗にはくじけない強さも出てくる。自信が出来るし、そうなると、ま た、やってみようって思う。そして、その「やれたこと」の満足感は、人に対しても優しさを生む。だから、周りも優しくなる。なんて、自然な摂理。

 そうなれない人がいる。いろんな掲示板・ブログとか見ていると、非難が多いところや、ちょっとしたことを、過剰に気にして、子どものこと、周囲のことに対して、「愛」のない表現が多いところもある。

「愛」のない表現には、一時の慰めはできるかもだけれど、やっぱり、同じような部類のコメントが続いてしまってるのをみると、なるほど、このままでは、「うまくいく」ことは、ないわな…と思ってしまう。

 ま、よその掲示板・ブログのことは、どうでもいいんだけれど、でも、読んでいると、早く、誰か「うまくいってる人」と「良い出会い」をして、「うまくいく方向」へ向かって欲しいです。

 そういう「うまくいかない人が、ずっとうまくいかない」で悩んだまま、お子さんが大きくなって、なんだか、苦労ばっかり、どうして、私ばっかり、社会が 悪いのなどなど…になってしまう階層がある一方で、「うまくいく人が、ますますうまくいく」から、結構子育ても楽々(?でもないけれど)こなしながら、自 分達の暮らしも楽しむことが出来る階層もでき、それは、「二極化」していくんじゃないでしょうか?

 同じ障害児を持つ家庭でも、経済的なことではなく、環境的なことでもなく、「心根の部分」で、「愛のある人」(ポジティブ)と「愛のない人」(ネガティブ)によって、まったく違った暮らしになるような気がしてる。

 でもなあ、『下流社会』かあ、こんな世の中になっちゃうんだよなあ、デフレは、よくないなあ…と思っている、私(この話題は、また、いずれ)。


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