シェリー部長ロゴ                             Go to English page
  ホー ムネットショップ(PC)ネットショップ(携帯) お めめどうのことブログ メールマガジン

ハルヤンネのコラム

すべて は、早くてよい出会い 

2004 年のTEACCH研での発表
  
土 日は基本的に休み

窓 からの風景は

雪 遊び、ネット遊び

決 断の嵐

い きなり核心

二 極化

言っ てること

い くつもが、解決していく

レ イルマン・レイルマン2を売り切りにするわけ

必 要なんは療育ちゃうで

ABA での訓練(当時の一般的な風景)

私 の療育のイメージ

そ れぞれ

送られ てきた野菜

いうて きても

やって みたらいいよ

視覚支 援の大事さを知って頂くために


自 立課題とか自立課題学習について

大 丈夫じゃないです

外 向けのアプローチのことや障害のあるご本人の使いやすさ

コミュ ニケーションの方法が0

解決する、楽になるという 実感

ご褒美には段階がある

一番最初はどこから?

あるお子さんへの告知

必要なのは言うてくるまでなにもしない、あなた自身です

セミナー
セミナー






展示
展示







ハルネットやメルマガ
ハルネットやメルマガ
解決する、楽になると いう実感
2012/03/27

 動員がかかっているような団体なら、ともかく、親御さんを中心とした、セミナーは、参加者が減る一方だ。ここ数年、セミナー離れには、拍車がかかってい るように見える。


 ひとつは、ネットの普及というのが、あるだろう。話を聞きにいか なくても、検索エンジンで、一発。問題解決のヒントや、ツイッター、mixiなど仲間との雑談も、パソコン、いや、携帯電話、モバイル端末で、簡単にでき てしまう。 わざわざ、話を聞きに行く必要性がないと思うのも、無理はない。

 でも、まるで、別物だというのは、行ってみないとわからない。 メールやテキストで見ているだけで、わかったつもりになっているけど、実は、肉声や現場に勝るものはない。

 それから、発達障害支援センターなど、たくさんできたというのも 一つの理由だろう。

 そこに行けば、なんとか話は聞いてもらえる。解決してもらえるか どうかっていうのは、別だけど、なにかしら無料で講習会、相談会が行われているから、わざわざ有料でとは考えなくなるのかもしれない。

 支援センター等は、行政やその地域の施設、事業所が運営している ことが多い。となると、その地域で暮らしている限り、いずれお世話になるかもしれないという気持ちもある。じゃあ、顔つなぎしておく方が、有利かもと考え るだろう。となると、ほかの地域の資源を使うことが、なんとなく無駄になるようにも思える。

 それから、一番、大きいのは、解決に対する感覚の違いだ。みんな 困ってると聞くけど、じゃあ、解決したいのかというと、そうでもないようにも見える。

 自分は、ずっと具体的な解決だけを求めてきた。反復質問が増えて いるとなると、どこをどうしたら、その反復質問が減るかとか、ある場所ではトラブルが良く起こるとなると、どこをどうしたら、そこでトラブルなく過ごせる かとかだ。原因が、ピンポイントではなく、生活全般の改善だったということも、しばしば経験してる。

 そうして、ひとつひとつ解決をしていくと、トラブルとかしんどさ がない楽な暮らしがあることがわかってくる。だから、どうしたらいいだろうと悩んだときは、「相談する」。具体的な解決方法を教えてくれるところに。それ は、有料ということもあるし、ほかの地域の活動ということもある。

 これは、 師匠さんから教えてもらったのだけれど、

「親御さんは二通りある。解決して楽になるを知っている人と、知ら ない人」
「当事者さんは二通りある。支援機器や手立てで楽になったとわかっ ている人と、知らない人」

 私は、解決したら楽になるを、すごく知っている。うちの息子は、 支援機器や手だてが自分を楽にしていることを、すごく知っているだろう。

 となると、なにかしら求めるし、目の前のものを、取捨選択もして いくことができる。

 でも、多くの親御さんは、解決したら楽になるということを、意外 にご存じない。というのも、具体的な解決方法を伝えてくれるところに出会ってないからだ。すると、どうなるかっていうと、「そういうもの。障害児・者の子 育ては、しんどいもの」と思うようになる。

 多くの障害児・者さんは、楽になるということを、知らないまま、 大きくなる。結局

「そういうもの。しんどいかどうかはよくわからないけど。困ったこ とが多いな。」

と思うだけなのだ。


 iPad、iPhoneというとわかりやすいけど、コミュメモで も、巻カレでも、イヤマフでも、それまで、グッズや機器を使う習慣がある、具体的に楽になったという経験をしたことがないと、それが、自分に意味があるも のとわかるのに、時間がかかる。

 渡されても、

「これ、なに?」

なのだ。幼児期なら、いざ知らず、青年期でも、

「これ、なに?」

なのだ。 その差は、年齢が上がるにつれ、すごく大きい。

 ところで、支援相談メーリングリストのハルネットは、リピーターが8割を超える。 新規より圧倒的に継続なのは、多く方が、

「解決して楽になった」

ということを、ここで知るからだ。楽な暮らしがあるとわかる。とな ると、しんどいことが起こっても、なにかしら解決していこうとされる。

 なんだけど、それを、わかってもらうには、

「勇気を持って、チャレンジ♪」

と書くように、一回は、飛び込んでもらわないことには、なかなか、 想像でわかるは難しいだろう。

 年に四回、更新の時期があって、休会されるかたやら、復活される かたやらいらっしゃるけど、そこそこの人数が集まってこられる。その募集の時は、やっぱり、できるだけ、悩んでいる方が、飛び込んできてくださったらなと 願う。

 もちろん、なにかしらあるけど、 そんなには困らない、少しでもしんどくない暮らしが、実はあるんだもの。トラブルは解決するんだという実感を、得てほしい。

 でも、こればっかりは、その人の勇気と対価を払うという意識がい る。自分の思いだけでは、叶わない。

 セミナーもネット相談にしても、もうひと踏ん張り、広報をしてい こう。それが、自分の『今』できることだもの。



ハ ルヤンネのコラム目次へ
コ ラムトップへ
おめめどうTOPへ

お問い合わせ先   講 演会・研修会のご依頼