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文責 kingstone
2.発 達障害って?(診断名について)(2011/11/01)


初めて来られ た方へ 目次

0.読まれるさいのご注意

1.自閉症って?(診断名について)

2.発達 障害って?(診断名について)

3. 自閉症や発達障害の人にどんな支援が必要なのか1社会的意味 

4.自閉症や発達障害の人にどんな支援が必要なのか2コミュニケーション

5.自閉症や発達障害の人にどんな支援が必要なのか 3.相手(周囲の人)が頭の中で考えていることや感情がわかりにくい

6.自閉症や発達障害の人にどんな支援が必要なのか 4.感覚が自閉症でない人たちと違う

7.科学的証拠とエピソード

あせらないで、ちょっとしたことから始めて下さいね




(予定・おめめどうでよく使う言葉)

(予定・おめめどうで使わない言葉)

音 声言語という言い方について

大人の発達障害の人の割合

  最近いろんなところで発達障害という言葉を見るようになりました。私は特別支援教育(私が携わった最初の頃は特殊教育と呼ばれていました)に関わって半ば 以降、通常学級にいるけれど、あれれちょっと変わってるなあ、というお子さんを指して軽度発達障害という呼び名が使われるようになりました。しかし、いわ ゆる「勉強」ができたとしても、音声言語(この単語を使う のには私なりのこだわりがあります。時間があればこちらをお読み下さい)が使えていても、決して「困難が軽いわけではない」ということがわかって 来て「軽度」という言葉は使われなくなりました。

 この発達障害の中にはアスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害の一部、学習障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)などが入ります。そして児童 だけでなく大人でもそうである人がたくさんいることがわかってきました。
 アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害の一部の人には「1.自閉症って」で書いたのと同じ特徴があります。

1.社会的な場の意味がわかりにくい。

2.コミュニケーションがとりにくい。

3.相手(周囲の人)が頭の中で考えていることや
  感情がわかりにくい。(ここに「こだわり」を
  入れる例もあります)

 これを「自閉症の3つ組み」と呼びますが、これ以外に「感覚が自閉症でない人たちと違う(暑い・寒い・熱い・冷たい・うるさい・静か・(触れるものが) 痛い・(触れるものが)不快など。またこの「違う」は過敏な方向に行くこともあれば感じにくい方向に行くこともあります)」

 しかし、正直なところ私(kingstone)は、いわゆるカナータイプの自閉症の方ならだいたいパッ見ればわかりますが、上記の診断名のついている方 はたいていはパッと見てもわかりません。まあしばらくおつきあいしていれば、わかってくるかなあ、という感じです。

 それでも本人さんが上の3つ組みや感覚の過敏や感じにくいことによる困難を抱えておられるのは事実です。そのため場の意味を伝えることやコミュニケー ションにカナータイプの方と同じような支援が必要です。また、時間・ものの段取り・予定なども見てわかるような支援が必要です。

 それはアスペルガー症候群・高機能自閉症・広汎性発達障害の一部でもカナータイプの自閉症の人と変わりません。こういう人たちをひっくるめて自閉症スペ クトラム(虹。境界がくっきりしているわけでなく、連続的につながっているから)という呼び方が出てきました。もちろん虹が連続的に変化していくように、 具体 的な支援の方法も個人個人で変化していきます。しかし押さえなければいけない大方針(見てわかるようにすること・本人を中心に置くこと)は変わりません。

 また学習障害については学校関係と医療関係で定義が異なってしまっていました。医療関係では「計算だけできない」「文字だけが読めない」という人たちを 指しますが、学校関係では「音声言語に不自由はないが勉強ができない」人を指すことがあり、その中にはたくさんの
アスペルガー症候 群・高機能自閉症・広汎性発達障害の一部の人たちがいました。

 ADHDに関しては自閉症スペクトラムと診断するのとは違う行動を見て診断するのですが、しかし「自閉症スペクトラムでありかつADHDである」という 人もたくさんいます。

 昔は「この子はアスペルガー症候群だからADHDではない」「この子はADHDだからアスペルガー症候群ではない」などという論争をしている方がおられ ましたが、要するに「どっちもある」場合だったのです。だから支援を考える時は両方に関する支援をすればいいだけの話です。

 これは昔はお医者様は「ひとつの診断名しかつけてはいけない」という縛りがあったため、他の人たちもその議論に巻き込まれてしまったようです。

 これはアスペルガー症候群と高機能自閉症の診断名の違いにも言えます。「今」必要な支援をすればいいだけの話で、あまり診断名の違いは重要ではありませ ん。

 なお現在アメリカの診断基準DSM-Vへの改訂が進められていますが、カナータイプの自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害の一部 は名前を無くしてしまい自閉症スペクトラム障害として統一してしまったほうがいいのではないか、という議論がなされています。


 「自閉症って?」にも書いたように、発達障害も「治り」はしません。発達障害のお子さんは発達障害の大人になります。
 しかし「治り」はしませんが、環境を整えることによって本人も周囲の人たちも、居心地よく、結構楽しく暮らしていくことができます。

 おめめどうは、本人も周囲の人も居心地よく暮らせる考え方や、コミュニケーション支援・その他の支援のための商品を提供して行きます。


※時間があったらお読み下さい。「大人の発達障害者の割合

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