ハルヤンネ流〜支援グッズを作ってみよう!〜


ハルヤンネ流〜視覚支援グッズを作ってみよう!〜

ひとりでいたら、なにから手を付けて良いか悩むけれど、
みんなで作れば、怖くない!

 

準備するもの一般的文房具一式(紙、ハサミ、ノリ、テープ、カッター、定規、ペン等々)

カッター台、ラミネーター、穴あけパンチ、マグネット、マジックテープ、クリップ、ジプロックの袋など

絵になるもの…必要な具体物、ミニチュア、ちらし、ことば絵辞典、絵本、チェキ、PCでダウンロードしたシンボル

資源ゴミ…箱やプラスチックのケースといった、分けたり、仕切りになったりするもの

100円ショップは、グッズ作りの宝庫。かごやファイルなどのアイテム

 

 

1,           まずは、お子さんが、なにで物事を理解しているを把握する

     具体物(本物)

     ミニチュア(部分、一部)

     写真(チェキなどを利用)

     絵、シンボル(描いてあるものを使う。描くでもよい)

     文字(色、サイズ、書き方)

 

 

2、お子さんがどんな物をわかるかを観察する

・ 色はわかりますか?

・ 数字はわかりますか?

     形はわかりますか?・大きさは、どうですか?

     マッチング(同じものを合わせる)はできますか?

・ 文字で、ひらがな、カタカナ、漢字は、どんな形ならわかりますか?

 

3、最初のとっかかりは、わかるところ、得するところから

 @もうすでにお子さんのわかっているところ…「ここは、なんとかやっているわ」というところを、視覚的に示してみる。なるほど、この手順で「失敗なく」やっているんだなとお子さんに理解してもらうと、次へ展開する。

 

例1:靴下をはくことができる→最初に持つところに、赤いマーク。そこを最初に持って引っ張るとわかる。→→着れないTシャツに、同様にマークすることで、スムーズになる

例2:手を洗うのは、上手にできる→蛇口をひねる〜手を洗う、蛇口を止める、手をタオルで拭くまでの手順書をつくり、それを確認しながらやってみる→→顔が洗えないとしても、同様に手順書を書くことで、どうすればいいかが、伝わっていく。

 

A本人の得するものから…そのカード(実物、ミニチュアでも)を使って、本人が喜びそうなものから、その形にしていく。カード(視覚支援)が、本人を楽にする、得があると感じてもらうことで、導入もでき、その意味が理解しやすくなる。嫌いにならない。

例1「公園遊び」が好きなら、そのカードを作って、「じゃ、公園へ行きますよ」

例2「ポテト」が好きなら、そのから袋で、「ポテト食べようね」

 

B毎日のルーティンを、視覚的表す…同じ行動は、同じサインに統一することで、そのサインで、行動が促されていく。「言って聞かせている」ところに、「見せて伝える」ための手がかりをする。

 

例1:おふろにはいるときに、タオルを見せる→おふろの写真。車に乗って出かけるときに、車のキーを見せる→車の写真に発展

例2:食べるところに、ランチョンマットや、使う食器などをわかりやすくする→自他の区別がつくきっかけになる

 

 

4,スケジュールや、プログラム、手順、おわりの示し方

最初は、次に行く(する)ところ、1つ。その次は、1→2、それから、1→2→3と少しずつ並べる(めくり式でも可)。最初から、情報量を多くしないように。

移動の少ない家よりも、外出など、場所が移動する方が、スケジュールはわかりやすい。

家→スーパー→公園→家といった具合。着いたら「ここにつきました」とマッチングする。済んだら、おしまい。変更がある場合も、見える形で。

終わったら、ひっくり返す、取る、消す、なくなるなどの「おしまい」をはっきりする。

終わりは、「かご」に入れたらとか、シールの○が全部貼れたらとか、枠に収まったらとか、おしまいの身振りとか、次の行動の予告とか、いろいろ形はあるけれど、常に意識して提示する。



5,次に考えるところは、今、困っているところはなにかな?
 
お母さんが困っているところ=お子さんが困っているところと考える。そこにアプローチし、問題解決すると、子どもが楽になる=お母さんが楽になる。ニコニコが増える。

例1:朝の準備が遅くて、いつも出発ができない→お子さんにとっては、品物がとりにくい、順番がスムーズじゃない→環境をやりやすいように改善

例2:食事が終わったら、スプーンを捨ててしまう→おこさんにとっては、おくところがはっきりしない。「ごちそうさま」を伝えられない。

 

////////////////////////////////////
 

自分がしやすいところからゆっくりと。大人にとって見せて伝える習慣を作ることが目的。