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ある講演会での質疑応答 【1


講演会では、たいて質疑応答があります。
 時間のない時は、後から、お答えする時もあります。
 今回は、ある講演会でいただいた質疑応答を載せます。

 どこでも、よく頂くものです。取り立てて、特別な質問というのは、ないものだなあ…と思います。

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Q.質問ですが,中学の先生方に,よくあそこまで自閉症のことを理解していただき,教室の構造化もしていただいたと感心しました.
 中学校の先生方に自閉症を理解していただくため,どのように説明をされたか,よろしければ教えてください.(保護者)

A。はい。確かに、中学校の先生方に、わかって頂けるかは不安ではありました。でも、先生というのは、もともと、子供達の教育に興味のある方がなっておられます。子供達が、その手だてで、わかる教育ができるのであれば、学ぶ姿勢は、お持ちであると信じています。

 さて、中学校は、中学校にそのまま入るわけではありません。小学校を経てきて、進学するものです。

 ですから、小学校の先生方にどれだけ、理解して頂けるかが、とても大きな礎になります。
 「申し合わせ」というものが、ありますので、それで、教員同士で、情報をしっかり引きついで頂く、それは、教員の仕事でもありますから、そこは、お任せしましょう。

 小学校の先生が、何を伝えて下さるかは、親御さんが、どのくらい、自閉症のことお子さんのことを、伝えたかによります。

 今の暮らし(小学校なら小学校で)の中で、それを、親御さんと先生が、しっかり共通理解して進むことが、一番最初の取りかかりです。

 今をおろそかにして、将来もなにもありません。

 次に、進路のために、知能検査などが、行われますから、その結果から、どのような支援がいいのかは、心理士など、専門家からの助言があると思います。それを、しっかりふまえて、「視覚支援が必要である」「構造化が有効である」という旨を、専門家と一緒になって、学校に申し入れをしておきます。

 さて、進学先が決まり、入学式までの日取りが、わかると、お子さんは、卒業までの日々を楽しく暮らすことを目指して、周囲の大人が、話し合いなどを進めながら、先生の決定をいつ教えてもらえるのか、教室はどこになるのか、教科はどんなものがあるのか…を把握していきます。
 
 春休みは、卒業から入学まで、それほど日にちがありませんから、教えて頂いたら、写真を撮りに行く、構造化の材料を手に入れるなどして、日を決めていきます。

 学校にあるものは借りるわけですが、他のお子さんにフィットするアイテムは、小学校から持ち上がるなり、ご本人さんに選んでもらうなりしましょう。

 お伺いをして作るとなると、なかなか難しいのですが、「子どもに必要なので、そうさせて頂きます」と、作って持っていく分には拒否はされません。

 例えば、我が子が、車いすを使用する子どもであれば、教室までの道筋で、もし行きにくいところがあったら、段差をなくす板をおくようなものですから。

 ただし、その構造化や衝立などの意味を、先生に伝えられる、お子さんがそれを使って楽になられるといことが、条件です。

 なんにしても、親御さん自身が、どのくらい自閉症を理解し、そして、手だてをご家庭でしているかにかかります。

 障担に、入学までに読んでもらうもの→サポートブックは、必須です。できたら、複数作り、教室においておいて、他の教科担任にも読んでもらうようにお勧めしましょう。

 入学式が、終わると、後は日常ですので、早めに、教科担任を交えた、話し合いをしてもらいます。
 だいたい教科担任が、全員、ダダと接触した頃にしました。

 私が、渡したのは、以下の五つのものです。

1,自閉症が、一般市民に、どのくらい誤解されているか(読売新聞の記事のコピー)
2,ごくごく簡単な自閉症の説明
3,判定書からみるダダ氏のプロフィール
4,自閉症・発達障害の人に伝わりやすい声かけ
5,学校生活における指導ための5つのポイント(親の希望他)

 こういう一枚ペラの資料を準備し、9人分をファイルして、話し合いの夜に、お渡しし、一枚ずつ説明しました。

 1時間くらいですが、一度、ダダと勉強をして頂いているので、わかっていただきやすく、とても、熱心に聞いてくださいましたよ。

 後は、毎日起こる事柄に、連絡帳を通じて、助言したり感想を書いたり、グッズを持っていったりしています。

 保護者の方には、学級懇談の時に、一枚ペラのお便りをお渡ししました。それくらいで、子供達は、わかってるので、充分です。

 あと、一学期中に、生徒さんへ話たかったのですが、時間がありませんでした。





ハルヤンネ@(有)おめめどう